NSCA-CPTを独学で勉強する方法 / 丸暗記すべきもの一覧⑴

NSCA-CPT資格試験を独学で勉強するなら
覚えておくと楽な基本の知識をまとめました。
ぜひ活用してみてください!
☆勉強時にあると便利なもの☆
- NSCA公式の教科書
- 自分専用ノート(なんでもOK)
- 行動する気持ち
NSCA-CPT資格試験問題 / 丸暗記すべきもの一覧①
メタボリックシンドロームの条件(以下のうち3 つ以上に当てはまる)
<ウエスト>
男:102cm(40 インチ)以上
女:88cm(35 インチ)以上
<高トリグリセリド血症(中性脂肪)>:150mg/dl 以上
<低HDL(善玉コレステロール)血症>:40mg/dl 未満
<高血圧>:130/85mmHg 以上
<空腹時血糖>:110mg/dl 以上
女性アスリートに起こりやすい障害3つ
- 食行動の異常
- 骨粗鬆症
- 無月経
成人の血圧の分類
収縮期血圧(mmHg) | 区分 | 拡張期血圧(mmHg) |
---|---|---|
<120 | 正常 | <80 |
120 〜139 | 正常高値 | 80 〜89 |
140 〜159 | ステージ1高血圧 | 90 〜99 |
160 ≦ | ステージ2高血圧 | 100 ≦ |
神経性食欲不振症の危険信号
- 体重の急激な減少(正常体重を15% 以上下回る)
- 否認:やせている場合でさえ太っていると感じる
- 体重・食事・外観に対する脅迫観念
- 運動に対する脅迫観念、過活動
- 冷気に対する過敏
- 欠勤、不登校、運動能力の低下
- 皮膚、手のひら、足底の黄染(高濃度カロテンによる)
神経性過食症の危険信号
- 自己誘発性嘔吐(週2回以上、少なくとも3ヶ月)
- 緩下剤、利尿剤、浣腸の使用
- 体型に対する過剰な関心
- 4.5kg 以上の体重変動
- 吐く息に残る嘔吐臭
糖尿病に対する禁忌
- 1 型糖尿病で、血糖値が250mg/dl 以上とケトン尿
- 1 型糖尿病で、血糖値が300mg/dl 以上
- 2 型糖尿病のクライアントは、体調がよく水分補給が十分であればOK
筋原線維構造について
< サルコメア >
筋肉における収縮機能の最小単位
< Z線 >
サルコメアを仕切る
< A帯 >
ミオシンフィラメントの全長
< H帯 >
Z線に囲まれたサルコメアの中央、ミオシンフィラメントのみから成る部分
< M線 >
サルコメアの中央にみえる濃い線状
< I帯 >
ミオシンフィラメントと重なっていないアクチンフィラメントのみから成る部分



YouTubeでとっても分かりやすく
解説されているものがありました。
筋繊維タイプ
< タイプⅠ>
遅筋繊維:力は弱いが持久力がある。
< タイプⅡa >
速筋線維:力と持久力ともに中程度。
< タイプⅡx >
速筋線維:力は強く、スピードも速い。持久力はない。
エネルギー供給系
< ホスファゲン機構 >
短時間で高強度の身体活動のためのATPの主要な供給源(公式テキストp31)
クレアチンリン酸を分解。
<解糖系>
ある程度続く高強度の筋活動のための供給源。ホスファゲン機構を補う。
グリコーゲンやグルコースといった炭水化物を分解。
速い解糖:乳酸が産生される。
遅い解糖:乳酸は産生されない。
<酸化機構>
安静時と有酸素性運動中の主要なATP供給源(公式テキストp34)
脂質・炭水化物を分解。
筋紡錘
筋の伸び縮みを監視するセンサー
伸張反射:急激に筋が伸ばされると、筋の損傷を防ぐために、筋紡錘が反応し、筋を収縮させる
ゴルジ腱器官
腱の中にあるセンサー
ゴルジ腱反射:自分が発揮できる力よりも重いものを持ったとき、筋と関節の損傷を予防するために、ゴルジ腱器官が、筋に力を弱めろと命令を送る。※筋トレにより、ゴルジ腱反射の働きは弱まる
無酸素性トレーニングの適応
- 神経系の改善
- 運動単位の発火頻度増加・動員数の増加
- エクササイズテクニックの向上
- 筋肥大
- ミトコンドリア密度の減少
- 筋が太くなる
有酸素性トレーニングの適応
- 1 回拍出量の増加
- 心拍出量の増加
- 収縮期血圧の増加
- 拡張期血圧の減少
- 毛細血管密度の増加
- ミトコンドリア数、密度、サイズの増加
- ミオグロビン増加
- トリグリセリドの増加
オーバートレーニングの指標
- 最大酸素摂取量の低下
- 体脂肪率の減少
- 最大下運動時の心拍数増加(軽い運動でもすぐ疲れる)
- 筋グリコーゲンの減少
- 交感神経系のストレス反応増加
機器の配置について
- バーとバーの間:91cm
- 壁トラックの間:91cm
- マシンとマシンの間:61cm
- バーと鏡の間:15cm
- 床と鏡の間:51cm
トレーニング時の環境
- 気温:22 〜25℃
- 湿度:60% 以下(望ましいのは50% 以下)
初回面談からの流れ
- クライアントとトレーナーの適合性の確認
- 目標の確認
- インフォームドコンセントの記入
- 契約
- 健康評価スクリーニング
- 体力測定と評価
正と負の強化と罰
強化 | 罰 | |
---|---|---|
正(与える) | 与えられて嬉しい | 与えられて嫌だ |
負(取り除く) | 取り除かれて嬉しい | 取り除かれて嫌だ |
- 正の強化:練習をやり遂げたので、欲しかったものを与える
- 正の罰:練習をサボったので、掃除を増やす
- 負の強化:練習をやり遂げたので、掃除は免除する
- 負の罰:練習をサボったので、ご褒美は無しにする
4種類の筋活動
< コンセントリック >
筋が縮みながら力を発揮する。
<エキセントリック >
筋が伸ばされながら力発揮する。
<アイソメトリック >
筋が力を発揮するが、長さは変わらない。
<アイソキネティック>
筋の収縮する速度が最初から最後まで一定。
ローテーターカフのトレーニング
<インターナルローテーション >
対象:肩甲下筋
<エクスターナルローテーション >
対象:棘下筋、小円筋
<サイドレイズ >
対象:棘上筋
柔軟性トレーニングのタイプ
<バリスティックストレッチング>
- 反動を用いて素早く筋を伸ばす
- 可動域全体を使って行う
<静的ストレッチング>
- ゆっくり伸ばしていく
- 最終姿勢を15~30 秒保持する
<動的ストレッチング>
- 反動はつけずにゆっくり行う
- スポーツ・日常動作に特異性が高いものが多い
- 相反抑制を利用するものが多い
<PNFストレッチング>
- 収縮、弛緩、ストレッチングのサイクルで行われる
- 他のストレッチングよりもROM が向上しやすい
- 最も一般的なのはホールドリラックス法
%1RMと反復回数の関係
%1RM | 推定反復回数 |
---|---|
100 | 1 |
95 | 2 |
90 | 4 |
85 | 6 |
80 | 8 |
75 | 10 |
70 | 11 |
65 | 15 |
60 | 20 |
プライオメトリックトレーニングを行う際の推奨事項
- スクワットで自分の体重の1.5倍ができる
- ベンチプレスで自分の体重の1.0倍が挙上できる
- 5回連続でクラッププッシュアップを行える
(公式テキストp451)
本記事のまとめ
以上、独学でNSCA-CPT資格試験の勉強を進める上で丸暗記すべきもの一覧①でした!
おすすめの使い方は、自分専用の勉強ノートに書き写して毎日持ち歩くこと!
もしくは、このページをブックマークやスマホのホーム画面に登録していつでも復習できるようにしておきましょう。
通勤・通学の合間などスキマ時間を有効活用してサクッと覚えちゃいましょう!
それではまた!


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