【第17章】NSCA-CPT分野別問題集【プライオメトリックトレーニングとスピードトレーニング】

本記事は、NSCA-CPT攻略を目指す全ての人に向けた分野別問題集です。
分野別にまとめておりますので、ご自身にあったペースで勉強を進めていきましょう!

勉強時にあると便利なもの
- NSCA公式の教科書
- 自分専用ノート(なんでもOK)
- 行動する気持ち
【第17章】NSCA-CPT分野別問題集【プライオメトリックトレーニングとスピードトレーニング】
第1問
プライオメトリックトレーニングはどんな場所で行うのが適切か
A.なるべく固いコンクリートなど
B.柔らかいマットの上
C.芝生やラバーマットなど
第2問
プライオメトリックスは、素早く力強い動作で、( )筋活動と( )筋活動で成り立つ
第3問
デプスジャンプなどのプライオメトリックトレーニングにおいて、償却局面はどのようにすべきか
A.できるだけ短く
B.一定を保つ
C.できるだけ長く
第4問
プライオメトリックトレーニングはとても強度の高いトレーニングであるため、いくつかの基準が設けられてる。適切でないものはどれか
A.スクワットで自分の体重の1.5倍ができる
B.ベンチプレスで自分の体重の1.0倍が挙上できる
C.3回連続でクラッププッシュアップを行える
第5問
ボックスジャンプに用いるボックスはどのようなものを使用するべきか
A.頑丈で表面が滑りにくく、側面が全て塞がっているもの
B.頑丈で表面は滑りやすく、側面が開放されているもの
C.頑丈で表面が滑りにくく、側面が開放されているもの
第6問
トレーナーが引っ張るなど、クライアントが一人で達成可能な速度より速い速度で走ることによって、ストライド頻度を向上させる方法を何というか
A.アシスティッドスプリント
B.レジスティッドスプリント
第7問
砂や水を背負って走るなど、支持期において地面への力発揮を増加させることによってストライド長とスピード筋力を向上させる方法を何というか
A.アシスティッドスプリント
B.レジスティッドスプリント
第8問
ジャンプからの着地姿勢を指導する際の正しいアドバイスはどれか
A.なるべくかかとで体重を支える
B.膝の真上に肩が位置するように着地する
C.足は肩幅よりも広く開く
第9問
ジャンプツーボックスを行う際に、強度を高めたい。最も適切なものはどれか
A.頭の後ろで手を組む
B.ボックスから距離をとる
C.反動動作の沈み込みをできるだけ深くする
第10問
デプスジャンプを行う際の注意点として適切でないものはどれか
A.接地時間はできるだけ短くする
B.ボックスの高さで強度は変わるが、最初は12インチ(30cm)から始める
C.接地した瞬間にボックスの高さに合わせてジャンプする
【第17章】まとめ
公式テキストより引用
プライオメトリックスの主要な目標は、力を素早く発揮し、主働筋に過負荷を与えることであり、この能力はほぼ全てのスポーツ活動や多くの職業に有益である。さらに、素早い動作はスポーツに欠くことのできない能力であるため、スピードトレーニングは、競技やレクリエーション活動に積極的に取り組むクライアントにとって、きわめて重要な要素である。これらのエクササイズでは、できる限り短時間に十分な力を地面に対して発揮することが必要である。発揮された力が不十分であったり、発揮に時間がかかりすぎたりすると、効果的な加速や方向転換を行なうことができず、競争相手を追いかけ追い越す能力も失われる。
スピードトレーニング、そして特にプライオメトリックスは、スポーツにおいて成功する可能性を高めるだけでなく、職業上の能力を高めて傷害の危険性を低下させる。大きな物体を持ち上げたり、素早く動いたり、あるいは爆発的な動作を行なうことが要求される職業は多い。本章で概説したプライオメトリックスとスピードトレーニングの原理を用いることは、多くの活動に重要なスピード-筋力の向上を達成する理想的な方法である。さらに、制御された効率的な減速能力は、傷害の危険性を低下させるために必須である。プライオメトリックドリルを適切に行なうことにより、クライアントは、ジャンプからの着地や方向転換を行なう際の、減速の方法を習得できる。また、プライオメトリックトレーニングとスピードトレーニングは、単独で完結するトレーニングではなく、総合的なトレーニングプログラム(レジスタンストレーニング、柔軟性トレーニング、有酸素性持久力トレーニング、および適切な栄養補給を含む)の一部と考えるべきである。そして、プライオメトリックスやスピードトレーニングのドリルを効果的に実施するためには、クライアントは十分な筋力レベルを有していなければならない。さらに、これらのトレーニング様式を他の様式と組み合わせることにより、クライアントは、スポーツや活動でどのような能力が必要とされても、最大限までパフォーマンスを高めることができるだろう。
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識 第2版
公式テキストp471以降の『プライオメトリックドリルとスピードドリル』は写真付きで解説がありますので、必ず確認しておきましょう!
【第17章】解答&解説

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